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第306回
(06.12.15)
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| 「新しい消耗品類と付加価値を付けるコーティング」 |
| …株式会社 萬盛スズキ、アイカ工業株式会社、テサテープ株式会社 |
テサテープはドイツの企業で、テープでは世界第2位の規模を持っている。今回紹介されたのは長尺ドライエッヂ両面テープで最長10,000メートルの長尺ロールに対応することが可能というもの。紙製品の張り合わせやビジネスフォーム用途を目的としている。テープ幅は4ミリ〜12ミリ迄ある。
さらにフレキソ印刷などソフトプリントに対するテープの取扱いや具体的な対応、さらには印刷障害などの判定方法などを説明した。
「ビジネスフォーム用接着剤」については、「擬似接着・パターン用接着剤」「コレーター・ノズル用接着剤」「UV剥離剤」「蛍光剤入りコレーター用・パターン用接着剤」「アクリルエマルジョン型粘着剤OSC966」「エマルジョン型接着剤OSC820」などの特性、用途、使用法などとともに、取扱い上の注意点も説明した。
最後にフォーム印刷研究会の戸矢代表から、プリンタの新しい機能で注目したいものとしてコニカミノルタが発表した「bizhubPRO1050e」を取り上げた。同機は今までの電子写真方式では出力が困難とされていた40グラムの薄紙にも対応できる点で、ノーカーボン紙にも対応できるため、今後帳票のプリントで色々な作業に利用の幅が広がると指摘・解説した。
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第305回
(06.11.17)
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| 特集 「最新の印刷と製版を見る」…ジーエーシティ株式会社 |
今回は会場を東京都墨田区のジーエーシティのショールームで開催。
(1)IPEX2006における最新印刷技術情報、(2)検版システムの種類と実演、(3)CTPの種類と無処理版について勉強した。
ジーエーシティの萩原取締役部長のあいさつがあり、ジーエーシティはサカタインクス、東洋インキ製造からスタッフ各10名が出向して業務を展開している。現状両社は株の持合とともに、物流、海外拠点の共有などの展開をしているが、スタートして3年程の間に業態も変化してきている。日本のCTP化率は50%だが、アメリカは70%になっている。製版業務のなかでも例えば検版システムは価格が数100万〜1000万だが、一度事故を起こせば買える金額であることもなどを話した。
「IPEX2006」の調査報告は同社の吉永氏からで、DRUPA2004で話題をさらい、その後消え去ったかと思われたプリントシティが再登場したことと、マンローランドを中心に40社以上の企業が、JDFを使って全部のワークフローを実現したことが注目される。
新しい技術では、ハイデルベルグのアニカラー・インキングシステムがオフセット印刷機を大きく変える技術として注目されたこと。注目されたのはこの技術により損紙を従来の10分の1に削減でき、小ロットでもデジタルプレスに対抗できるということだ。
また、マンローランドのダイレクト駆動技術では、版胴を独立したモーターで印刷機本体と切り離して駆動する方法をとり、版替えを全ユニット同時に行なえ、版替え作業と同時にブランケット洗浄が行なえるため、準備時間を大幅に短縮できる。
ハイデルベルグのDI印刷機からの撤退も大きな話題だったが、この背景にはCTPシステムが急速に進展したこともあり、DI機ブームは去ったが、プレステックが初めて自社ブランドのDI機(リョービのOEM)を登場させたのは興味深いことと報告している。
さらに今回のIPEX2006で特筆されるのは中国とインドの存在感の高さだともまとめている。
第2部の「検版システム」は石鍋氏から。
検版・検査作業の原状と問題点をあげて解説し、検査の大切さと、システム普及の障害点などもあげ、特に生産設備でない≠スめに問題外されているが、萩原氏も述べているように一度事故が起これば機械代には替えられない。検査システムの種類(アナログ・デジタル・ハイブリット型)や各社の製品等も紹介され、最後に導入検討にあたっての注意点などが説明された。
第3部CTPについては横田氏より説明。
CTPは全国で3500台(富士フイルム集計)が稼動しており、80%がサーマルタイプで、CTP化率は50%超となっているなどの概況から、導入によるメリットとして工程の短縮、高品質、コスト低減等々、版材の違い、CTPの種類、現場での作業、そしてCTPの動向と今後などについて解説。
無処理版については現在の環境対応、省スペース、省人化などの特長をあげるとともに課題も指摘し、各社の比較、そして導入時の手順まで説明した。
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第304回
(06.10.20)
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| 第1部「OCR・OMRバーコード用テスターMR-12」…サカタインクス・エンジニアリング(株) |
プリントコンストラストメーターの「マクベス社のPCM−U」は30年以上にわたってフォーム印刷、バーコード印刷業界の標準機として利用されてきた。サカタインクスエンジニアリングの田中氏は、マクベス社が2000年に製造中止を発表した際に、最終在庫として40台を確保して、新機種発売までの供給責任を果たすための努力をした。また、PCM−Uの修理部品供給年限は7年間で、既に部品供給は途絶えている。現在、フィルター、ランプの消耗品はあと1年位は供給できるが、光学部品や基板の在庫は底をついているとのこと。したがって修理不可能のケースも出ている。
後継機として「MR−12」が2006年4月に発売された。大きな特長はPCM−Uの操作が背面で操作していたものが、前面操作となり測定が楽になり作業性が各段に向上した。フイルター装備も標準で5枚、オプションが7枚の12枚までセットできる。測定位置確認のための画像が正像となったため測定位置の移動が簡単にできるようになったこと、PCS測定時のホワイトバランスの保持に時間制限はないなど、アナログ機のPCM−Uとデジタル機のMR−12の違いを紹介、このあと実機のデモストレーションが行なわれた。
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| 第2部「印刷関連・周辺業界の動きを考える」 …フォーム印刷研究会 |
世間で言われている景気回復と格差の実態、流通業、鉱工業の販売、生産の推移が説明され、印刷関連の問題点の一つとして圧着ハガキのクレームを取上げた。このなかには大きな話題となった社保庁のクレーム問題で、195万件の再作成と郵送料が上げられた。ここでは圧着ハガキの特性についても説明した。
用紙関係の問題もさることながら、印刷周辺産業の動きとともに、関連する原・素材の値上げにふれ、王子製紙のTOB事件から設備増設も注目される事柄で、印刷業界への影響を説明した。
コーパックインターナショナルの倒産も独特の販売手法とともに粉飾、二重、架空リースなどが発覚したことによる。また個人情報漏洩賠償保険の最近の動きなども説明した。
このほか、健康保険証への2次元コードの適用への広がり等が紹介された。
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| 第303回(06.9.15) |
| 第1部「新しくなったオンデマンド出版を取扱いませんか」…株式会社オーピーエス |
林社長の解説では、本の流通で起っている変化、とくにネット書店での動きは従来の流通システムでは考えられない現象を現出している。世界最大の通販ネット書店のアマゾンによれば「ロングテール現象」というもので、売り上げ上位10%の本で全体売り上げの約40%を占め、上位30%までの合計では全体の70%を占めるが、売り上げ下位の部分はグラフにすると恐竜の長大なしっぽのように長くなる。ネットビジネスではこの部分の売り上げに占める割合が店頭販売よりも大きく、チリも積もれば山となると歓迎している。
アマゾンのe託販売サービスの仕組の説明とともに、この仕組に乗ったオンデマンド印刷による対応の仕方などが紹介された。
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| 第2部「費用を掛けないで導入するCTPシステムの実例」…クラウゼ・ジャパン |
まずクラウゼジャパンの澤田氏が世界初のCTPはクラウゼ製品だ。現状日本ではほとんどがサーマルCTPで、欧州はヴァイオレット方式である。そしてメンテナンスフィーが高すぎるし、高コストの要因としても版が問題だと現状を説明した。
DGテクノキャンプの十五氏は通常聞けないような内容のCTP談義を披露しながら、導入の心得を説き、CTPの形態別の長所、短所、選び方等。例えば内面ドラムの銀塩版とフォトポリマー版、同じ<平面タイプの銀塩版とフォトポリマー版、外面ドラムのサーマル版などをあげ、精度、耐刷枚数、UVインキの使用の可否などから、レーザー光源の性能などの比較迄。版の自動供排給装置の必要性は?等々事例とともに解説した。
最後にBF業界でのCTP導入には、既成システムをただ導入すればよいというわけにはいかないと思うとして、それぞれの会社に合ったシステムを構築すべきだとしている。
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| 第302回 (06.8.9) |
| 「東レエンジニアリング株式会社のシステム」 |
7月の予定が諸般の事情から8月に変更して実施。会場も展示機材の関係から池袋サンシャインシティの文化会館、7階会議室で開催した。
電子システム機器営業部長の浅川一彦氏のあいさつのあと、開発センターの杉尾英昭氏から東レプリントシステムの概要、特長、帳票ソフトの紹介、RFIDシステムなどとともに高速プリンタ T8250WE、カラープリンタのCP1275C、連続紙プリンタのG5120WE、G3200WE、G1800E、プリンタと連動し、幅広、薄紙にも対応するプリンタスタッカーなどが紹介された。
東レプリントシステムの運用例の説明とともにウィンドウズPC使用によるデジタル印刷の利点として、コンピュータに対する設備投資、保守費用が安いことや、各種ビジネスソフトから直接出力できること、市販の汎用フォントの利用で安価にフォントが入手できる。汎用データベース、ソフトが利用できることなどをあげた。
また帳票ソフトの「GEPrint」についても説明があり、取り扱えるデータとして、オブジェクト、変動データ、バーコード、二次元コードがあることなどの説明があった。
「RFIDシステム」は東レ方式の構成、特長などが紹介された。
「地方自治体向けDPS事業」についてはサポートチームの柳澤 滋氏が解説。
自治体のDPSアウトソーシングは、印刷業者に対し、一括委託を求めるケースが多く、個人情報保護法の施行以後、それが追い風となっていると、実例をあげて説明した。反面、第三者への委託禁止、さらには監視が強化されている実情も述べた。
こうした仕事の入札から落札迄の流れに触れ、さらに重要な外字文字コードについての説明があり、ASCUとEBCD1Cのコードはホストコンピュータのメーカーによってコード対応に若干異なるなどや、同社の書体セットについてと、ユーザー外字への対応なども解説した。
このあと、5階501特別ホールに移動して出品機械のデモンストレーションを見学した。デモ機はGEシリーズ、T8250WE、CP1275CなどのプリンタとプリンタスタッカーのGS-8000など。
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| 第301回(06.6.27) |
| 特集「DM大作戦」 |
第1部は「CRMに基づくDMシステム」について株式会社ミックの細川謙三氏と株式会社エッグの高下士良氏が説明した。
ミックの細川氏はまずDMを大別して大量発行型、少量発行型、複合型に分類し、方向性として少量型、複合型に収益性が期待できるとして話を展開。
また、オンデマンドシステムなどの手法とともにDMへの拡張について実例とともに解説した。カード会社や各種事業会社のセグメントDMやオンデマンド利用のDMなど、どのような企画からどのような顧客満足度を得られるか、ウェブを利用したもの、印刷を利用したもの、また、オンデマンドソリューションを展開するための方法についても説明があった。
衛星放送番組配給会社のチラシ作成フローなどは、申込みから配布までの全体の流れの中で考えなければならないポイントとして提案した。
さらに、ポストコミュニケーションとして過去に提案した商品や、海外からのメール送信で宛て先を送信することで、本人は海外にいながら、旅行先など海外向けの郵便が発送できる、おもしろいアイデアが一杯で、実用化されるとかなりの可能性のあるサンプルが見られた。今後の展開が楽しみである。
株式会社エッグの高下氏はポストコミュニケーションの概要を述べ、そのシステムについて説明した。ポスコミのシステムはカラーページで好みのデザインを選び、宛て先を入力するだけの簡単操作でカラー写真入りのはがきが送れるというもので、スポンサー付きの無料ポスコミハガキのシステムもあり、利用方法で効率的なDMとして活用できるとしている。
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第2部は株式会社 帆風の松田 裕氏から業界でも話題の「プリントキューブシステム」が紹介された。 同社は印刷業界の低迷しているなかにあって、一般消費者を対象とした分野で年間2桁の伸びを見せている。小部数のカラー印刷物を中心に開発された印刷見積自動受発注システムが「プリントキューブ」である。 システムの端末と帆風の印刷工場を光回線で結び仕事をするというもので、タッチパネル方式の端末は、印刷見積金額と納期がその場で判る。製版データもその場から送れる。打合せもテレビ電話でカスタマーサポートセンターと対面による相談ができる。
デジカメ写真プリントも可能となっている。しかも発注した印刷物は片面印刷で翌日、両面印刷は翌々日の短納期で発送できる。
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| 第300回
(06.5.18)
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第1部 「フルカラーインクジェット印刷システム・Truepress Jet520」…株式会社メディアテクノロジージャパン
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第1部では始めに新事業統括部長の平沢利文氏があいさつと概略説明のあと、実原弘明係長が製品開発の背景から説明した。
Jet520の商品コンセプトは、印刷品種、高速出力、操作性・メンテナンス性をあげ、ポイントはセイコーエプソン製のピエゾインクジェットヘッドを搭載し、64メートル/分を実現したこと。水性顔料インクの採用で高発色・耐水・耐光性の実現と、イージーメンテナンス、イージーオペレーションもあわせて実現した。さらに全幅(A3ワイド)片面ユニットと両面ユニット、半幅(A4ワイド)両面ユニットなどニーズにあわせたフレキシブルな商品構成も紹介した。発売スケジュールは6月以降に発表とのこと。
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第2部 「ジェミッツ・カードの新製品」…キョクエツコーポレーション
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第2部は会員会社の新商品紹介で、キョクエツコーポレーションの田之上由紀夫次長から、「デュアルセーフティ・ジェミッツ・カード」が紹介された。
フィルムタイプの圧着はがきだがハクリ口の部分にミシン目が入っており、このミシン目を切らないと開封する事ができないため、親展性がより高まったものである。同社製のジェミッツシーラーにオプション部品を取り付けるだけで簡単に作製できる利点も持っている。(本号新製品欄で紹介)
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第3部 「IPEX 2006に見る新しいトレンド」…フォーム印刷研究会
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戸矢代表が、昨今の業界における話題の解説と4月に続いて、IPEXのレポート報告を行った。
まず大きな話題となっている社会保険庁の圧着はがきクレーム(BF-NEWS310号の巻頭)事件、各地区分あわせて195万件の再作成というのは、過去にあったダイエーOMC事件以来の大型事故である。
圧着強度のチェックは加工途中と圧着後翌日のチェックが大切で、さらに一定期間が過ぎるまではチェックができるようにしておくべきだ。
新潟県長岡郵便局のDM代金別納郵便の料金未収事件、通常では考えられない事件で、売上確保のために多く徴収したのなら判るが…。
山形、新潟、岡山県などで駐車違反カードの発注先業者指定問題、地元業者への影響がどのようにでてくるのか?
亜細亜証券印刷は株式会社プロネクサスと社名を変更した。同社の現況は金融商品のディスクロージャー・IR実務を支援するサービスが主力で、社名にある有価証券の印刷は売上高の8%程度となっており、会社の業態変更にあわせての社名変更である。同社の場合は会社の業態変更がうまく行った例といえる。
「IPEX2006レポート」では、今後「CIP4」と「JDF」を別にしては考えられないとして、今回マン・ローランドを中心として約40社がJDFでシステムを共通化する動きとなっていた。
地球温暖化対策の重要性は企業の環境対策への取組も重視され、水性インキや溶剤レスの洗浄剤等々の使用からフレキソが見直されている。
業界の話題ではハイデルのDI機撤退などがあり、大整理の結果黒字化したことなどをあげた。
また、デジタル化と付加価値アップの流れも大きな動きだ。BFではあたりまえのことだが、印刷機(平版)に何を組み込むのか、これは大きなテーマとなっている。一般印刷業界に広がるJDFの流れ注目。さらに、日本の印刷業界の特異性(世界に比べ)として、フォーム、ラベル、パッケージ等々各業界別に分かれていることを上げ、他の国々ではその区別はないことも説明した。世界の流れはナロウウェブの考え方−出来る印刷物は何でも作るという方向となっている。このあとデジタル化と付加価値アップの流れとデジタルプリンティングについて解説し、最後に前回にも報告したBF業界の衰退にふれた。アメリカのBF業界では第1位のムーア、ウォーレス、ユアルコと第3位迄がドネリーに吸収されたり、消滅したりでBF業界での生き残りでなく多角化などでしか生き残りはむずかしい。
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| 第299回
(06.4.21)
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| 第1部 「ドミノ社のインクジェット印刷システム」…株式会社 リベロ |
英国のドミノ社はインクジェットプリンタの世界的メーカー、創業は1978年で直近の売上げは18000ポンド。主な製品は次のとおり、
・コンテニュアンスインクジェット印刷(Aシリー ズ)、毎分3000文字以上のスピード。
・レージー印字(Cシリーズ)
・ドロップオンデマンド印刷(Kシリーズ)、非接触 のピェゾ方式インクジェット、Cシリーズよりも 解像度が高い。
・バイナリーインクジェット、等々で、Aシリーズなど一部製品はドットウェル社が国内販売を行なっているという。
リベロが取り扱うKシリーズは横解像度の変更が可能な「K100」と横解像度が固定された「K200」がある。販売の主体は「K200」、水性インクでは対応できない素材向けとしたUVインク使用のインクジェット機である。
電子機器、インクシステム、ソフトウェアシステム、構成機器などについて個々の説明があった。
さらにKシリーズの能力については、印字可能な文字、データとしてPS、ウインドウズトゥルータイプの全数字・文字。tif、jpg等々の角画像拡張子に対応している。JAN、コード39、コード128、2of5、NW-7など各バーコード。2次元コードもデータマトリクス2D、QRコードほかに対応している。
印字幅、解像度と速度の関係、性能比較、設置環境の条件等々についても説明し、欧州で活用されている状況などを紹介した。
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| 第2部 「会員の新製品公開」 |
| 「剥離紙のいらない目隠し用シート」についてはエニカの小村氏から、剥離紙も使わず、シリコン加工も必要しないなどの特徴を説明した。使用している特殊糊は微細なカプセル糊で、強粘着タイプで再はくり性があるもので、対面している部分には糊を付けないように、ライン状あるいはブロック状に設計されており、広げた時には軽く紙から剥離するようになっている。糊は再剥離性の強粘着タイプだが、糊の強弱についてはある程度調節が可能。
「A4判窓空きDM」は巻き4つ折りタイプのA4判封書タイプのDMで、アシヤ印刷が実用新案登録した新製品。
DMの窓空き部分が返信ハガキ部分に折り重なるように設計されており、窓部分に宛名・バーコード等を印字することにより、その印字部分がそのまま返信人の情報として利用できること、つまり共通の送信先と返信元の情報を一回の印字作業で共用できるということである。
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| 第3部 「IPEX2006」に見る新しいトレンド」…フォーム印刷研究会 |
第3部の「IPEX2006」のレポートは時間の都合で概略のみの報告となった。
IPEX2006は英国バーミンガムで開催され、前回は2002年に開催されている。
今回の話題の主なものを拾ってみると、「ハイデルベルグ社のDI機の撤退」「BF業界の雄、ムーア、ウォーレスの消滅」これは両社ともドネリーに吸収され、米国のBF業界が多角化のみが生き残るという構図となったことを示している。「米国DMの伸び」米国国内における電話拒否制度という新しい規制によるものと言われている。「デジタル化と付加価値アップの流れ(平判印刷)」印刷機に何を組み込むかが問われている。「ナローウエブの考え方」フォーム、ラベル、パッケージなど外国では普通の考え方になっている。
以上かいつまんだ報告だったが、詳報は5月18日に改めて行う予定である。
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| 第298回
(06.3.24)
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| 第1部 「EAN128バーコードについて」と「オンデマンド出版の傾向」…株式会社
オーピーエス |
林 護社長から、自動車税などの納付をコンビニで済ます人が多くなったがこの納付書には今までJANコードが3つも4つも印刷されていた。これが改正されてEAN128のみとなった。こうした代金の代理収納がどのような方法で行なわれるのか仕組、業務の流れから説明した。
代理収納に使われるEAN128バーコードの規格は、クワイエットゾーン(バーコード前後の余白部分)を入れて最大60o以内で、クワイエットゾーンは前と終わり2.54oが必要といった基本説明から、従来のJANコードに対応できていた印刷密度240dpiレベルのプリンタでは対応できず、最低でも300dpi以上のプリンタで対処しなければならないことなどEAN128バーコードの出力の難しさを説明した。
続いて「オンデマンド出版の傾向」では、データ印刷サービスとオンデマンド印刷サービスの実際を紹介した。オンデマンド本やマニュアルがたった1部でも印刷できることや、手持ちの稀少本の復刻も1部から対応できること。自費出版もモノクロ、カラーを問わず20部から対応し、書店での販売迄フォローできるサービスを紹介した。データ印刷サービスも、請求書などの大量発行から封入・封かん・梱包、発送までのすべてに対応でき、はがきなどの圧着作業もOKとしている。こうしたDPS事業は大手企業が手を出さない分野でこそ生きる道があり勝負する価値があるとしている。
オンデマンド印刷も自費出版やカラー本、復刻物などの市場を開拓していく。例えば上製本で10万円から作成できるなどトータルサービスで展開する。
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| 第2部 「EAN128バーコードほか印刷時の品質検査に関する動向」…東京電子工業株式会社 |
東京電子工業は品質検査装置の専門企業で、高橋真治部長代理が品質検査の動向を説明しながら、いろいろな用途の装置を紹介した。
同社の検査機器は製品完成時検査だけでなく、作業中チェックする品質監視装置の重要性とともにどんなものがあるか紹介した。
今回のテーマの1つであるEAN128バーコードをはじめ、2次元コードなどの印字品質検査、封入封かん時の宛名検査、厚み検査、封筒フラップ検査、枚数検査など用途目的にあわせた検査装置各種システムについて説明し、新製品についても「三方断裁機仕上寸法検査装置」「カード発行・検査装置」「カードクリーニング装置」などが紹介された。
なお、会場にはわざわざ、「宛名部番号検査装置」や「光センサー式枚数計」などが持込まれ、デモンストレーションを出席者は興味深く見学した。
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| 第297回
(06.2.16)
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| 第1部 「新しいセキュリティーラベル」…王子タック株式会社 |
| 始めに佐藤聖一氏によりセキュリティーラベルの使われ方にどのようなものがあるか、また、それ等にどのような技術が使われて作成されているか、インキ、加工処理、印刷などとともに使用素材などと各分野に渡ることの説明があり、同時に現在使用されているセキュリティーラベルのタイプについても紹介した。
次に王子タックが開発した新タイプのセキュリティーラベル「デュアルック」について、藤田和義氏からそのシステムを説明した。技術はポリプロピレンとポリエチレンを擬似接着し上面と下面の両面に印刷をしたうえで、ポリエチレン側に粘着剤を塗布して剥離紙をつけたもの。
上面と下面の印刷はデザイン的に表面(ポリプロピレン側)から見て連続して一つのものと見えるように工夫されており、目的物に貼布後剥がすと、擬似接着面から剥がれるため、印刷されたデザインもバラバラとなり、しかも擬似接着のため再度接着することができない。
デザインの工夫次第で、下面の印刷内容を上面の印刷で隠ぺいすることができ、セキュリティー用途外への利用の可能性を披露した。
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| 第2部 「06年のBF印刷業界を考える」その2 業績編 …フォーム印刷研究会 |
1月に続く「BF印刷業界」の動きの続編をレポート。
景気判断、鉱工業生産指数などとともに個人資産の変化、投資意欲などの動きを分析するとともに、話題としてDPS関連のクレームの事例、BF業界で大きな話題となった社会保険庁事件にふれ、さらには圧着ハガキのクレームが多い現況から、圧着ハガキの特性や注意点、ポイントなどを具体的に説明した。
また、用紙の値上げの動きで大手5社の足並みが揃った。同時にPPC用紙も歩調を合せて動いているが、今回は輸入紙が先行した。印刷周辺産業の動きとして感材メーカーのリストラがあり、一方で原料・素材の値上げが業界へ影響も必至で、これ等にどう対応すべきか、タイミングとして乱れている販売価格の正常化に踏切ることで、紙メーカー、紙卸−印刷と並ぶ不況ラインからの脱出が計れるのではないか。
各社の決算で特筆されるのは、印刷業界大手はDPSが収益の中心となったことである。続いて新しい設備動向ではオンデマンドインクジェット、オンデマンドカラーの動きが紹介された。
最後にトッパン・フォームズをはじめBF業界各社の業績内容を分析レポートした。
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| 第296回
(06.1.27)
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| 第1部 「情報セキュリティマネジメントシステム」…テュフラインランドジャパン(株) |
主任監査員 小泉 亨氏によりテュフ社の社名の由来から創業(1872年)当時の事情、そして日本での活動開始(1976年) などを紹介し、現在日本国内6ヶ所に拠点があり、約280名のスタッフを擁する概要を説明し、同社が行っているシステム認証サービスについて解説した。
個人情報保護関連の法規制についてはEU、米国商務省(自主規制)、日本の場合などが紹介され、OECD(経済協力開発機構)のプライバシーガイドライン、プライバシーの法的解釈などを説明。これ等考え方で「守ろうとしている対象は個人である」ことが大前提にあると説明した。
JISQ15001:1999(プライバシーマークに代表されるもの)のポイントのなかで、印刷業にとって大切な部分として「リスク(不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、漏洩など)に対する安全対策の構築」をあげた。
さらに、情報セキュリティ関連の規格、ISMSの特徴とJISQ15001とISMSとの比較なども説明した。とにかく、印刷会社はデザイン、加工、外注、ヤレ紙等々の情報がもれやすい構造になっていることから、顧客にとってセキュリティホールであると断じ、最後にISMS認証取得は情報ネットワーク社会における前提条件だとしている。
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| 第2部 「2006年のBF印刷業界を考える」…フォーム印刷研究会 |
毎年恒例となったテーマで代表の戸矢雅道が講演した。
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